夏休みに入ると、毎日の昼ごはん作りが一気に増えます。
朝ごはんを作って仕事へ行き、帰宅したら夕食を作るだけでも大変なのに、その間の子どもの昼ごはんまで毎日用意するとなると負担はかなり大きくなります。
特に小学生が自宅で留守番する家庭では、「火を使わせるのは心配」「毎朝お弁当を作るのもしんどい」「冷たいものばかりでは飽きそう」と悩むこともあるでしょう。
そんなときは、電子レンジで温めるだけで食べられる昼ごはんを基本にすると、親の準備も子どもの負担も減らしやすくなります。
毎日手作りする必要はありません。冷凍食品、前日の残り、レトルト食品、冷凍ごはんなどを組み合わせれば、夏休みを無理なく乗り切ることができます。
夏休みの昼ごはんは「レンジで温めるだけ」にすると楽
小学生が留守番中に自分で昼ごはんを食べるなら、作業はできるだけ簡単にしておきましょう。
理想は、冷蔵庫や冷凍庫から出して、決められた時間だけ電子レンジで温めれば食べられる状態です。
- 包丁を使わない
- ガスコンロやIHを使わない
- 複数の鍋を使わない
- 複雑な調理をしない
- 温める容器を迷わない
この形にしておけば、子どもが料理に慣れていなくても昼食を取りやすくなります。
小学生の留守番用昼ごはんで最初に決めたいこと
メニューを考える前に、家庭で電子レンジをどこまで使わせるか決めておきます。
- 一人で電子レンジを操作できるか
- 温め時間を理解できるか
- 熱い容器を安全に取り出せるか
- ラップを外すときの蒸気に注意できるか
- 電子レンジで使えない容器を理解できるか
低学年などでまだ操作に不安がある場合は、無理に一人で使わせる必要はありません。
電子レンジを使わせる場合は、休日など親がいるときに何度か一緒に練習し、家庭で使っている機種や食品の表示に従って操作するようにしましょう。
一番簡単なのは「1食分を一つの容器」にしておく方法
留守番中の子どもが迷わないようにするには、昼ごはんを一食分ずつまとめておく方法が便利です。
たとえば、朝のうちに冷蔵庫へ、
- ごはん
- おかず
- 野菜
を一つの電子レンジ対応容器に入れておきます。
子どもはその容器を取り出して温めるだけです。
「ごはんは2分、おかずは1分半」のように複数の操作が必要になるより、一つにまとめた方が分かりやすくなります。
レンジで簡単な昼ごはん1:冷凍チャーハン
冷凍チャーハンは、袋や容器の表示どおりに電子レンジで温めれば食べられるため、忙しい日の昼ごはんに使いやすい食品です。
冷凍庫に何食分か置いておけば、朝に昼食を作れなかった日にも使えます。
チャーハンだけでは物足りない場合は、朝のうちに冷蔵庫へ、
- ミニトマト
- きゅうり
- チーズ
- ヨーグルト
- 果物
などを用意しておくと組み合わせやすくなります。
レンジで簡単な昼ごはん2:冷凍うどん
冷凍うどんも夏休みに便利な食材です。
電子レンジ対応の商品なら、表示に従って温め、用意しておいたつゆや具と合わせるだけで食べられます。
具は朝のうちに小さな容器へ準備しておくと簡単です。
- 揚げ玉
- 刻みのり
- ゆで卵
- かまぼこ
- コーン
子どもが一人で調理する場合は、包丁を使わなくても食べられる状態にしておきましょう。
レンジで簡単な昼ごはん3:カレーライス
カレーは多めに作っておくと、翌日の昼ごはんにも使いやすいメニューです。
1食分ずつ保存しておけば、冷蔵庫から取り出して温めるだけで済みます。
レトルトカレーを利用する場合は、電子レンジ対応の商品であればさらに準備を減らせます。
商品によって温め方が違うため、必ずパッケージの表示を確認してください。
レンジで簡単な昼ごはん4:親子丼・そぼろ丼
前日の夜に具を作っておき、ごはんと一緒に容器へ入れておけば、翌日は温めるだけで食べられます。
- 鶏そぼろ
- 豚そぼろ
- 親子丼の具
- 牛丼の具
丼ものは一つの容器で食べられるので、洗い物が少ないのもメリットです。
レンジで簡単な昼ごはん5:冷凍パスタ
市販の冷凍パスタも、夏休みの昼ごはんを楽にする選択肢です。
ナポリタン、ミートソース、和風パスタなど種類が多いため、同じものが続きにくいのも便利です。
毎日一からパスタを作るより、忙しい日は市販品を利用すると朝の負担を減らせます。
レンジで簡単な昼ごはん6:冷凍おにぎり+おかず
ごはんを多めに炊いた日におにぎりを作り、冷凍しておく方法もあります。
昼はおにぎりを温め、朝に準備しておいたおかずと食べます。
- 卵焼き
- ウインナー
- 冷凍から揚げ
- 枝豆
- チーズ
おにぎりの味を変えれば、同じごはんでも飽きにくくなります。
レンジで簡単な昼ごはん7:ドリア・グラタン
市販の冷凍ドリアやグラタンも、電子レンジで温められる商品なら昼食に使えます。
熱くなりやすい料理なので、子どもが容器を取り出すときや食べるときに注意できるか、親がいるときに一度練習しておくと安心です。
レンジで簡単な昼ごはん8:前日の夕食を取り分ける
夏休みの昼食だけ別に作ろうとすると、家事が一つ増えます。
そこで、夕食を作るときに翌日の昼食分まで最初から取り分けておく方法があります。
- ハンバーグ
- 肉じゃが
- 焼き魚
- 鶏の照り焼き
- 野菜炒め
夕食後に残ったものを使うのではなく、「昼食分として先に取り分ける」と決めると確実です。
毎日レンジごはんでも大丈夫?
「毎日冷凍食品やレンジごはんでは手抜きなのでは」と気になる人もいるでしょう。
しかし、夏休みは数週間続きます。
毎日朝から手作りにこだわって親が疲れ切るより、冷凍食品や市販品も使いながら無理なく続ける方が現実的です。
主食だけで終わりやすい場合は、果物、乳製品、野菜などを追加しやすい形にしておくと献立の幅を広げられます。
「主食+1品+デザート」で考えると簡単
毎日の献立を一から考えるのが大変なら、昼ごはんの形を固定してしまいましょう。
| 主食 | 追加するもの | デザート例 |
|---|---|---|
| チャーハン | サラダ・チーズ | ヨーグルト |
| うどん | ゆで卵 | バナナ |
| カレー | ミニサラダ | ゼリー |
| パスタ | スープ | 果物 |
| おにぎり | 卵焼き・冷凍おかず | ヨーグルト |
このようにパターンを決めれば、毎日新しい献立を考える必要がなくなります。
1週間のレンジ昼ごはん例
| 曜日 | 昼ごはん例 |
|---|---|
| 月曜日 | 冷凍チャーハン+ヨーグルト |
| 火曜日 | 冷凍うどん+ゆで卵 |
| 水曜日 | カレーライス+果物 |
| 木曜日 | 冷凍パスタ+サラダ |
| 金曜日 | おにぎり+冷凍から揚げ+チーズ |
翌週は曜日を入れ替えたり、味を変えたりするだけでも印象が変わります。
子どもが迷わないよう温め時間をメモする
朝準備した容器を温めてもらう場合は、温め方を分かりやすくしておきましょう。
たとえば容器に付箋を貼り、
- 「昼ごはん」
- 「この容器を使う」
- 「商品の表示どおりに温める」
などを書いておきます。
家庭で取り分けた料理は、親がいるときに実際の電子レンジで温め方を確認し、子どもが一人でも迷わない方法を決めておきましょう。
電子レンジ対応の容器だけを使う
子どもが一人で使う昼食は、容器を統一しておくと安心です。
電子レンジで使用できることが表示されている容器を使い、金属製の容器や電子レンジに対応していない食器を子どもが間違えて使わないようにします。
「昼ごはんはこの容器」と決めておけば、毎日確認する必要も減ります。
熱い容器や蒸気に注意する
電子レンジを使うと、食品だけでなく容器も熱くなることがあります。
また、ラップやふたを外したときに熱い蒸気が出ることもあります。
子どもには、
- 熱い場合は無理に素手で持たない
- ふたを開けるとき顔を近づけない
- 熱すぎる場合は少し待つ
- こぼしたとき慌てて触らない
など、実際の食事を使って親がいるときに伝えておきましょう。
朝から室温へ置きっぱなしにしない
夏は室温が高くなりやすいため、朝作った昼ごはんを昼までテーブルの上へ置きっぱなしにするのは避けましょう。
昼まで保存する必要があるものは、食品の表示や家庭での保存方法に従い、冷蔵庫や冷凍庫へ入れておきます。
子どもには「昼になったら冷蔵庫のこの段から出す」など、取り出す場所まで決めておくと分かりやすくなります。
食べる時間を決めておく
夏休みは生活リズムが崩れやすく、ゲームや動画を見ているうちに昼ごはんが15時になってしまうことがあります。
留守番の日は、
- 12時になったら昼ごはん
- 食べたら親へメッセージ
- 食器を流しへ運ぶ
など、簡単な流れを決めておくと生活リズムを保ちやすくなります。
昼ごはんを食べたら連絡してもらう
親が仕事中で子どもの様子が分からない場合は、昼食後に短い連絡をしてもらう方法があります。
- 「食べたよ」
- スタンプを1個送る
- 写真を送る
長い電話をする必要はありません。
食事ができたことと、子どもが無事に過ごしていることを同時に確認できます。
毎日作らず「冷凍庫に予備」を置いておく
朝寝坊した日、仕事が早い日、体調が悪い日など、昼食を準備できない日もあります。
そのため、冷凍庫に「何も用意できない日の昼ごはん」を2~3食置いておくと安心です。
- 冷凍チャーハン
- 冷凍パスタ
- 冷凍うどん
- 冷凍おにぎり
「今日はこれを食べて」と連絡するだけで済む状態にしておけば、朝の負担が減ります。
子どもに昼ごはんを選んでもらうと親も楽
毎日「何を作ろう」と悩むなら、週末に子どもへ希望を聞いてみましょう。
- 月曜日はチャーハン
- 火曜日はうどん
- 水曜日はカレー
- 木曜日はパスタ
- 金曜日はおにぎり
と先に決めれば、買い物もしやすくなります。
子ども自身が選んだメニューなら、「またこれ?」と言われにくいというメリットもあります。
レンジを使わない日を混ぜてもいい
夏休みの昼ごはんを全部レンジメニューにする必要はありません。
- サンドイッチ
- パン+ヨーグルト+果物
- おにぎり+冷たいおかず
など、温めなくても食べられる日を作るとメニューに変化が出ます。
電子レンジの操作にまだ不安がある子なら、親が不在の日は温め不要の食事を選ぶ方法もあります。
「毎日ちゃんと作る」を夏休みの目標にしない
夏休みは学校がある時期より昼食作りが一食増えます。
それを何週間も続けるためには、最初から頑張りすぎないことが大切です。
- 前日の夕食を使う日
- 冷凍食品の日
- レトルトの日
- 簡単なおにぎりの日
を最初から予定に入れて構いません。
毎日違う手作りメニューを用意するより、「安全に食べられて、親も続けられること」を優先しましょう。
夏休みのレンジ昼ごはん準備チェックリスト
- □ 子どもが電子レンジを一人で操作できるか確認した
- □ 親がいるときに何度か練習した
- □ 電子レンジ対応容器を決めた
- □ 温め方を分かりやすくした
- □ 火や包丁を使わなくても食べられる状態にした
- □ 昼まで適切に保存できるようにした
- □ 昼食を置く冷蔵庫・冷凍庫の場所を決めた
- □ 食べる時間を決めた
- □ 食後の連絡方法を決めた
- □ 準備できない日の冷凍食品を用意した
夏休みの昼ごはんはレンジを使って「毎日作らない仕組み」を作る
夏休みに小学生の昼ごはんを毎日準備するのは、それだけで大きな家事です。
特に仕事がある家庭では、朝から一食分を手作りし続ける必要はありません。
冷凍チャーハン、うどん、カレー、パスタ、丼もの、前日の夕食などを「レンジで温めるだけ」の状態にしておくと、親も子どもも続けやすくなります。
冷凍食品やレトルト食品を使う日を最初から作り、冷蔵庫や冷凍庫に予備の昼食も用意しておけば、忙しい朝にも対応できます。
子どもが一人で電子レンジを使う場合は、親がいるときに操作や安全面を十分確認し、食品や容器の表示に従って使えるようにしておきましょう。
「毎日ちゃんと作らなければ」と考えず、夏休みを最後まで無理なく続けられる昼ごはんの仕組みを作ることが一番です。
