在宅ワークでハンドメイド品販売してる人に聞いてみました

在宅ワークとして始めやすい仕事のひとつに、ハンドメイド品販売があります。空き時間を利用し、自分の趣味などを活かしてできるので、本業とは別に副業で取り組まれている方はたくさんいます。

ハンドメイド品販売には色々な種類があると思いますが、メルカリなどでよく見かけるのは、アクセサリー、編み物、ベビー・子供用品など、身近な商品でしょう。思い立ってすぐにとりかかれることから、時間のある時に、と始めやすいですよね。

私の手作り品を本当に買ってくれる人がいるの?と初めは心配ですが、やってみると意外な物が売れたりして、それが励みになってハンドメイド品販売を始めた、という話を聞いたことがあるかもしれません。

また、販売する商品によって得られる収入もまちまちで、自分の趣味と収入がうまく合う人もいれば、そうでない人もいるでしょう。どんな商品ならどれくらいの収入になるのか、気になるところですよね。

そこで、実際にハンドメイド品販売をされてる方に、どんな商品を販売し、収入はどれくらいあるのか、その商品を扱うことのメリットやデメリット、大変だったこと、ハンドメイド品販売を考えている人へのアドバイスなどを聞きましたので、順番に紹介していきますね。

目次

ハンドメイド品販売の在宅ワーク:素材にこだわった編み物

プロフィール

30代、既婚、子供あり。ハンドメイド品販売歴3年

販売している商品

肌への優しさ・素材の軽さにこだわった編み物の作品(帽子、ポシェット、ポーチ、巾着、ブランケット)を販売しています。

在宅ワークを始めた理由

2歳の子どもを自宅で育てており、家事・育児と両立できる仕事を探しておりました。初めは外で働くことを考えておりましたが、出勤日数や時間帯の面で難しかったからです。

在宅ワークとして、ハンドメイド品販売を選んだ理由

元々趣味でしたので、基本的な道具や知識はありました。そのため道具を揃えたり、初歩的な技術を習いに行くなどの初期投資をしなくてよかったこと。

また販売開始当初は、自分の欲しいと思う物を作って出品しておりました。そのため万が一商品が売れ残った場合でも、自分が使えばいいという気持ちでした。

総合的に考えて、始めるにあたって一番リスクが低かったのがハンドメイド品販売でした。

ハンドメイド品はどこで販売?

minnneとcreemaで販売。

ハンドメイド品販売をしてみたメリット、デメリット

メリットは、自分の作った物でお客様に喜んで頂けることです。

お客様にいい評価やコメントを頂けると励みになりますし、次へのモチベーションにも繋がります。

デメリットは「仕事」として成り立たせるには相当の努力が必要だということです。

綺麗に見える写真撮影、商品紹介文章の作成、そしてもちろん新しい作品を作るための試作も欠かせません。華やかに見える世界ですが、コツコツ努力が必要になります。

ハンドメイド品販売をして大変だったこと、困ったことなど

売り上げが月によってかなり変動します。全く受注のない月もありますが、逆に受注が一気に集中してしまう月もあります。納期を守るため、その期間はハンドメイド品制作に注力する結果となり育児家事とのバランスが崩れてしまうことがあります。

小さい子どもがいるため、まとまった時間を作るのが大変です。早朝や深夜に作業することもしばしばあります。

ハンドメイド品販売を考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点

ハンドメイド品販売は副業として人気のジャンルですが、その分新規参入しやすくライバルが非常に多い世界だと思います。例えば、minneでは2020年時点で約66万人の作家が登録しています。

販売するジャンルにもよりますが、いわゆる「売れっ子」になるためには写真技術・SNS集客など様々な能力が必要となると思います。

仕事として成り立たせるのか、あくまで趣味の範囲で販売するのか、自分の目標をはっきりとさせて取り組めば、楽しく販売ができるのではないかと思います。しかし、あくまでも出品する上では、販売者として責任ある行動が求められると思います。

ハンドメイド品販売の在宅ワーク:紙で作るウェディングアイテム

プロフィール

30代、既婚、子供あり。ハンドメイド品販売歴5年以上

販売している商品

サンキュータグ、サンキューシール、ゲストカード、芳名帳、料金別納郵便シール、ウェディングツリーなど、紙でできたウェディングアイテム。

在宅ワークを始めた理由

結婚を機に職場が遠くなり、片道2時間以上かかるため通うことが難しくなりましたが、すぐに子供が欲しかったということもあり、転職ではなく、通う日数を減らすことにしました。

結果、家で過ごす時間が増えたため、空いた時間でできるお仕事があればいいなと思ったことが在宅ワークを始めたきっかけです。

在宅ワークとして、ハンドメイド品販売を選んだ理由

元々手先は器用な方で、物を作ることが好きでした。また、やりだすとこだわるたちなので、自分の結婚式のペーパーアイテムなどデザインから材料の選定など一から手作りしたところ、友人等ゲストから驚かれ好評をいただいたため、少し自信がありました。

そのため、もしかすると必要な方もいらっしゃるのでは?と考え販売を開始いたしました。

ハンドメイド品はどこで販売?

ミンネとクリーマで販売しています。

ハンドメイド品販売をしてみたメリット、デメリット

メリットは、自宅で作業できることだと思います。

現在子供が2人いて、まだまだ手のかかる年齢なので、日中の作業時間は、下の子のお昼寝タイムのみで、基本は夜子供を寝かせてからの作業になります。

家で作業ができるため、自分のライフスタイルに合わせて作業時間を選べるということは、子育て中の主婦には、最大のメリットだと思います。

デメリットは、注文が安定していないことです。

販売している物が、ウェディング関連のものなので注文が集中する時期があります。一方で、売れない時期もあるため売り上げにバラツキがあります。

コロナウイルスが流行したことによって、現在の注文数は、流行前に比べ半分以下に減少しており、安定した収入源にはならないと感じています。

ハンドメイド品販売をして大変だったこと、困ったこと

私の販売している作品は、多くの物が名入れやイラストを選ぶことができるオーダー品となっています。また、デザインの相談にも対応している為、1からオリジナルでデザイン作成することもあります。

やり取りを通じてお好みのデザインをお作りするのですが、表現が抽象的な方がいらっしゃりイメージがかみ合わず何度もデザインし直したり、また連絡が1日に1往復のみだったりする方やひどい方で一度も連絡をいただけなかった方もいらっしゃり、とにかく完成までに時間が掛かることがあり、結婚式という絶対的な締め切りがあるご注文なので大変な思いをしたことがあります。

ハンドメイド品販売を考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点

ハンドメイド品は、自分の作品だと感じています。一点一点大事に手をかけて制作しているものなので、購入者の方にも喜んでいただきたいし、できれば大切にしてほしいと思っています。

そのため、ハンドメイド専門のアプリで販売しています。フリマアプリなどでは、値引き交渉が当たり前だったりして、自分の作品が値踏みされていると感じます。

ハンドメイド販売を考えている方には、是非自分の作品に自信をもっていただき、決してたたき売りせず、価値を共有できる方とお取引されることをお勧めします。

多くのご購入者様は、レビューを書いていただけるのですが、みなさん本当に心から喜んでいただけているのが
伝わってきます。そのような、喜びの声が販売を続ける意欲にもつながると思います。

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