自宅に届く内職のバイトにはどんな種類がある?注意点は?

インターネットが普及した現代では働き方の多様化が進み、色々な働き方があります。また、本業を持ちながら副業をしている人も沢山いるでしょう。

そして会社に勤務していても、在宅ワークで家で仕事をしているという人も増えてきています。

在宅ワーク、今はこのように呼ばれ新しい仕事の仕方のようにも聞こえますが、昔は内職とも呼ばれていました。

ただ、その内容は大きく変わりました。

昔の内職と言えば手作業で行う仕事で、その内容も単純作業を繰り返す、というものでした。

しかし今はネットの時代です。仕事の内容はパソコンやスマホを使って行う作業が中心で、しかも請負から納入までネット上で完結してしまいます。

内容によっては資格やスキルが必要になるときもありますが、データを入力するだけ、といったような単純作業もあり、働く側で選ぶことができるようになっています。

母子家庭の方でも、ネットを使って在宅ワークをしている、あるいは考えているという方は多いと思います。時間の制約が多い母子家庭にとって、自分の空き時間や都合がつく時間に合わせて働けるのも大きなメリットでしょう。

では、昔ながらの内職がなくなったのでしょうか?

実は、必ずしもそうとは言い切れません。

たとえば、みなさんの自宅に届くDM(ダイレクトメール)です。メールと言ってもスマホなどに届くメールではなく、郵便で企業などから届く広告や各種案内などのことです。

送られてくる封筒を見ると、あなたの宛名を書いた紙片がシールになって貼られていますよね。このシール、実はほとんどは手作業で貼られています。

この作業、広告を送ってきている企業の中でやっているところもありますが、多くは外注をしています。アルバイトやパートを使っているのです。

ということは、まだこういったバイトは内職として残っているんですね。

実際、高齢の方や、パソコンがない、インターネットの環境がない、という方にとっては貴重なバイトであり、まだまだ仕事としての需要は沢山あります。

そこでここでは、内職の仕事、その中でも自宅に届く内職のバイトについて、どのような種類の仕事があるのか、収入はいくらくらいか、始めるときの注意点などについて、詳しく解説したいと思います。

自宅に届く内職のバイトに絞ったのは、自宅に届く仕事なら取りに行く時間がなくても問題ないですし、こういった仕事は副業向きと考えたからです。バイトで内職を考えている方はぜひ参考にして下さい。

目次

自宅に届く内職のバイト、どんな種類がある?

自宅で隙間時間にできるのが内職ですが、意外と仕事内容はいろいろな種類があります。どれがいいのか選ぶのも続けるうえでは重要なポイントです。どんなバイトがあって、どのくらいの収入になるのかを事前に把握してから始めると安心です。

また、必要な資材が自宅に届く内職のバイトなら、すぐにスタートできて手間も省けますし自分で揃える必要もありません。

ティッシュの広告入れ

自宅に届く内職のバイトとして代表的なのがティッシュの広告を入れる仕事です。

街でよく配られているポケットティッシュに入っている広告ですが、実は人の手によって一つ一つ手作業で入れられています。これも内職の仕事で、特別なスキルも不要なので初心者向けのバイトと言えるでしょう。

報酬は1個あたり0.5円〜1円が相場で、作業の速さにもよりますが、時給換算すると300円〜500円くらいです。

シール貼り

自宅に届く内職のバイトとして次に定番なのがシール貼りです。

シールと言ってもいろいろなものがあり、成分表示のシールから雑貨などにあるリボンシール、訂正のために上から貼られているシールなどあります。

扱うものはチラシから形のあるものまで多様ですから、その都度確認する必要はありますが、こちらも難しいバイトではありません。

報酬は1個あたり0.5円〜1円が相場で、時給換算すると50円〜300円くらいです。シール貼りは作業にやや時間がかかりますが、時給はティッシュの広告入れより低めです。

梱包

自宅に届く内職のバイトでも、作業が多くなるのが梱包です。袋に商品を入れたり紙の台紙に商品をセットしたりします。

梱包の1つに封入作業のバイトもあります。書類を折って封筒に入れる単純作業ですが、丁寧に1つ1つに入れていくことが求められます。

報酬は何を梱包するかで結構差がありますが、多くは1円~数円が相場です。

部品の組み立て

もう少し作業のスキル、内容を濃くしたいなら部品の組立もあります。こちらも部品が自宅に届くことから始まります。

組立といっても小型のものですので、自宅で充分に作業できます。どんなものを作っていくかというと、例えばボールペンやシャーペンなどを、ボディー部分に芯の部分を入れてキャップを閉じるなどです。

他には、キーホルダーだったり簡単なボックスを組立てるなどがあります。ドライバーなどの工具を使用することもあるので、少し難易度はアップします。

しっかりとやり方の説明はあるので、コツコツやるのが苦ではないならおすすめです。広告入れやシール貼りなどと比べると、報酬も若干高めなのも魅力なバイトです。

報酬は、1個あたり1円~数円が相場です。

このように自宅に届く内職のバイトにもさまざまあります。簡単な内容から少しスキルが必要な仕事までありますので、自分の内職スタイルや技量によって選ぶことができます。

自宅に届く内職のバイト、注意点は?

自宅に届く内職のバイトを何にするか、報酬だけで選ぶのではなく、他にも気を付けたいことがいくつかあります。

  • 作業スペースの確保
  • 報酬の形態
  • 納期は厳守

順番に見ていきます。

作業スペースの確保

資材が自宅に届くということは、作業スペースは実際に作るスペースだけではなく、完成品を一時保管することも含めて考えなくてはなりません。

組み立てると届いた時よりも幅を使います。納品する前での間は手元に保管しておくことになりますが、これを置くスペースがないと、自宅が仕上り品でいっぱいになって生活に支障が出てきます。また充分なスペースがないと、うっかり壊したり汚したりするので注意が必要です。

資材が自宅に届くのであれば、確かに取りに行く手間ははぶけますが、作業前後の資材を置く場所が確保できるか、忘れがちなポイントです。

あまりスペースに余裕がないなら、小型のものを扱う内職に限定しておくと無難です。

報酬の形態

自宅に届く内職のバイトは、工賃が仕事内容によっても変わってきます。1個〇円と設定されていることもあれば、100個で〇円といった単位の場合もあります。

自分が内職に充てられる時間によってもどちらの方がいいのかが変わってきますので、イメージしてからスタートさせることが大切です。

納期は厳守

自宅に届く内職のバイトに限ったことではありませんが、納期を守ることは必須です。

慣れなくて思うように進まないとか、突然の用事で時間が取れないといったことも想定して、余裕を持って受注する、早めに進めるなどの対策が必要です。

納期を守れないと継続してもらえないので、信用問題に即直結します。

自宅に届く内職のバイト、余裕を持って始めましょう

もう1つ気を付けることとしては、最初のスタート時は慣れないので時間がかかります。そのため稼げる金額も少なめと覚悟しておくのがよいでしょう。

慣れてくればスピードもあがり、信用も増すので任される数もアップします。

自宅に届く内職のバイトで月に3万円から5万円程の工賃になる人も珍しくありません。慣れないうちは少し辛抱が必要ですから、その余裕を持っておくようにしましょう。

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