パート勤務の母子家庭でも住宅ローンを組める?

マイホームが欲しくても、母子家庭では家を購入することは難しいと考える人は少なくありません。特に、パートのように正社員以外の雇用形態で働いている場合は、頑張っても手が届かない、と最初から購入を諦めてしまう人もいます。

しかし、母子家庭であってもパート勤務であっても、安定した年収があればマイホームを購入できる可能性があります。

そこでここでは、母子家庭で仕事はパートしかしていないという場合でも、マイホームを購入できる、その方法について解説していきます。

目次

母子家庭でパート勤務、マイホームの資金は住宅ローンで

母子家庭に限らず、マイホームを購入する時、まず必要となるのが資金です。

家やマンションを一括で購入できるだけの貯蓄が既にあるという場合は、迷わず欲しい物件を購入することができるでしょう。それに対し、物件を購入できるだけのまとまった資金がないという場合は、住宅ローンを利用してマイホームを購入するのが一般的でしょう。

ただ、住宅ローンはしっかりとした収入がある人しか組むことができない、というイメージがあり、申し込んでも審査で落とされるのでは、という不安があります。

確かに、審査基準を高く設定しているメガバンクに住宅ローンを申し込んだ場合、正社員で安定した収入があったにもかかわらず審査に落ちた、という話も耳にします。

しかし、年収や審査に関する条件というのは、金融機関によって異なるものです。地方銀行やネット銀行に目を向ければ、年収100万円台であっても利用可能な住宅ローンを提供する金融機関が見つかることもあります。

そのため、単に年収が低いからと言って、住宅ローンを組めないと決めつけるのは早計でしょう。

母子家庭でパート勤務、住宅ローンで重要なのは勤続年数

パートのように年収が少ない状態で住宅ローンを組むために重要となるのが、勤続年数です。

パートであっても10年以上ずっと同じ勤務先で働いているなど、勤続年数が長い人は今後も安定した収入を得ていくことができると考えて貰いやすくなります。

反対に、直近の年収は高くても勤続年数が短ければ、すぐに辞めてしまうのではないかと疑われ、審査に落ちてしまうことがあります。

そのため、パート勤務であっても一つの職場で長く働き続けている人は、住宅ローンを組める可能性があると考えておいて良いでしょう。

母子家庭でパート勤務、住宅ローンの返済額はいくらまで?

そんなパート勤務の人が住宅ローンを組む上で重要となるのが、借入金額です。

住宅ローンは35年など、長期に渡って返済を続けていく形が一般的です。ローンを組んだ時点では問題のない返済額でも、収入や環境が変わることで返済が難しい状況に陥ることは少なくありません。

特に母子家庭の方の場合、子供の進学などで思わぬ出費が発生することもあるものです。

大きな出費があっても安定して返済をしていくためには、住宅ローンの返済額を年収の30%以下に抑えておくことが理想とされています。

月々の返済額を減らすために必要となることは、借入額そのものを少なく抑える、もしくは返済期間を長く設定することが有効です。

ただ、返済期間は無限に伸ばせるわけではありません。最近では最長50年の住宅ローンを用意する金融機関もありますが、長期優良住宅限定など条件は厳しめです。

また、返済期間が長くなればなるほど金利の支払額が増え、トータルの返済額もかなりの金額になります。そのため返済期間は、毎月支払うことができる金額との兼ね合いで決めるようにします。

一般的な住宅ローンの最長期間は、今も35年となっています。ただ、最長35年となっていても、必ず最長期間で住宅ローンを組めるとは限りません。

住宅ローンの返済期限は申し込み時の年齢で変わります

住宅ローンには、完済時の年齢に関する制限が設定されており、申し込む時の年齢によって組める年数が変わってきます。

80歳が上限となっている住宅ローンの場合、44歳になるまでに申し込みをすれば35年のローンを組むことができます。45歳を超えると最長期間が短くなっていくため、住宅ローンを早めに組むことがおすすめです。

ただ80歳までなどの長いローンを組んだ場合、年金だけで返済できればいいですが、ほとんどは完済まで仕事を続けなければいけない状態となります。

経済的に余裕ができれば繰り上げ返済を利用する方法もありますが、母子家庭で仕事がパートの場合は、早期完済を目指すだけの余裕を作ることは難しいでしょう。

そんな場合は住宅ローンの返済期間にこだわるのではなく、もともとの借入金を抑えることを考えるのがおすすめです。

母子家庭でパート勤務、住宅ローンの借入金を抑えるおすすめの方法

設備にはこだわらない

住宅ローンの借入金を抑える方法としては、まず、新築物件の購入を目指す場合、設備にはこだわらない、などの工夫です。

立地は簡単には変えれない条件と思いますが、家の中の設備は必要最小限そろっていれば生活を始めることができますよね。そしてもし余裕ができれば、後からでも付けられる設備は沢山あります。

中古物件を探す

より安く済ませたい場合は、新築にこだわらず中古物件を探すという方法もあります。

中古物件で住宅ローンを組む場合は、耐用年数などの関係で希望通りの金額を借りられないこともあれば、返済期間が短くなってしまうこともあります。

しかし、物件自体の価格を安く抑えることができるため、毎月の返済額を大幅に減らせることは少なくありません。

今の収入で購入可能な物件探しから始めましょう

パート勤務の母子家庭という状態でマイホームを購入したい時は、無事に完済を目指せる借入額はどれ位か、その予算でどんな物件を購入できるかを考えるところから始めてみると良いでしょう。

パートで住宅ローンを組んでマイホームを購入するのは大変と考える人は少なくありませんが、借入金額やローンの期間によっては、毎月支払う家賃程度でマイホームを手にできる可能性があります。

そのため、パートではマイホームを持つことは無理、母子家庭では難しいと決めつけず、現在の年収でも購入可能な物件探しから始めてみることがおすすめです。

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